【マイナンバーカードの保険証利用について】
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治療の大部分は各種健康保険適用となりますが、一部保険適応外の治療法もあります。
食育ついての講演を県内外で開催。
口呼吸問題の息育「あいうべ体操」医院内には足の形を整えるくつ下やシューズなど「フットケアセンター」も開設。
食事、健康に関することならお気軽にご相談ください。
北陸自動車道 西山インター 車4分
駐車場18台完備
JR東日本 越後線 西山駅より徒歩2分
診療時間/【月・火・金】午前 9時30分~12時30分 午後 14時~18時
【水・土】午前 9時30分~12時30分 午後 14時~17時
休診日/木曜日、日曜、祝日
event診療科目のご案内
歯科、矯正歯科(月2回)小児歯科
なお、矯正歯科は、受付時間が異なります。
navigate_next治療を始める前に
■治療を始める前に
●当医院は、歯はなるべく削らない、抜かない、切ったりはったりという手術はしない、という方針で治療させていただいております。
つまり、もともと持っている人間の器官をなるべく大切にして、なおかつ人間の持つ自然治癒力を最大限に利用して、治療を進めていくのです。
そのために歯のブラッシングをとても大切にしています。
また、時には食事指導をする場合もありますのでご了承ください。
●治療には、保険のきくものときかないものがあります。 だいたいの場合、保険はききますが、 保険の治療には限界があります。
保険の治療というのは、最低限の治療と考えていただいてもかまいません。
もちろん、だからといって悪い治療というわけでもないのです。長い目で見たり、体への影響を考えると、やはり保険のきかない治療(自由診療)の方が勝っているようです。どのような治療を行いたいかも、どうぞお気軽にご相談ください。
●お口の中の病気も、ほかの病気と同じように、早期発見・早期治療か大切です。でももっと大切なことは、病気にならないように予防することです。
それにはきちんとした食事やおやつ、ブラッシング、かみ合わせ、生活習慣などすべてが関係します。定期的な検診を受けて、きちんと指導を受けることをおすすめします。
●現代の医療は、対症療法がほとんどです。穴があったら削って詰める、腫れたら切る、ぐらぐらしたら抜く、すべて対症療法ばかりです。
どうして病気になったのかを探り、指導し、再発を妨ぐのが本当の医療ではないでしょうか。当医院ではそのような医療を目指しています。また、そのためには、どうしてもみなさんの協力と理解が大切になりますので、よろしくお願いいたします。
●皆様には治療に対しての説明を事前にさせていただきます。
なるべく詳しく説明しているつもりですが、もっと詳しく知りたい方はお申し出ください。どんな細かいことでも説明させていただきますので、遠慮しないでご相談ください。
navigate_next歯科用金属について
■歯科用金属について
私は、治療に使用する金属の体への影響について、以前より疑問を感じ、様々な勉強をしてまいりました。
その結果、保険適応の金属のほとんどに、有害金属が含まれており、厚生省もそれを認めております。特に、アマルガムやパラジウウムはその影響が大きく、体調を崩している方が多くいらっしゃるのが現状です。症状は様々で、皮膚症状から頭痛やめまいといった不定愁訴までいろいろです。
当医院ではそういった金属の使用を極力避け、最も安全な銀合金を使用しておりますが、これにも審美性や耐久性に問題があるため、基本的にお勧めできません。
最もお勧めする金属は、やはり金合金です。
保険のきかない金属ですから高価になりますが、体に悪い影響を及ぼす危険性がほとんどありません。
当医院では、たくさんある金合金の中で、最も患者様に適したものを選ぶために、
O-リングテスト(筋反射運動テスト)
を利用しております。疑問がありましたらいつでもお声かけください。■バイ・デジタルO-リングテストとは
バイ・ディジタルO-リングテスト(BDORT)とは、筋の緊張(トーヌス)を利用して生体情報を感知する検査手技のこと。
BDORTはニューヨーク在住の日本人医師大村恵昭博士が1977年くらいに考案した方法で、最初の論文が発表されたのが1981年です。
「生体そのものが極めて敏感なセンサーで、毒物を近づけたり、体に合わない薬剤を手に持たせたりすると、筋の緊張は低下し、逆に有効な薬剤では緊張が良好に保たれる」という原理に基づいています。
大村教授は、脳の血液循環と握力の関係を研究する過程でBDORTのヒントを発見しました。高校生を対象に行われた実験により、脳の血液循環が良い方の側の握力が強くなることが判り、脳と手の筋力、特に指の筋力が非常に密接に関連していることが確認されました。
さらに、身体の異常のある部位に1本の髪の毛で触れる程度の微かな刺激を与えるだけで指の力が弱まること、そして、ある臓器に、その臓器がコントロールする物質や分泌物、或いは臓器と共通する因子を近付けた場合も、指の力が著しく変化することも明らかとなりました。
O-リングテストは、補助的医学診断法としてとらえることができますが、大きくわけて
■異常部診断法
病的圧痛部を刺激すると筋力が低下することにより異常部を診断できます。臓器代表点を刺激することで、異常な箇所を調べることができます。■ A共鳴現象の応用
さらに1983年頃には、2つの同一物質間における共鳴現象の発見により指のO-Ringの力が弱くなるという現象の発見に基づいて、細菌、リッケチャ、ウイルス、ニューロトランスミッター、ホルモン、金属(Pb, Hg, Al等)、薬物の分布を局在させることができるようになりました。ウイルスや細菌の量が、定量ができるようになってからは、治療経過を追うことができるようになりました。■ B薬剤適合性試験
疾患に対してどのような薬が効いて、しかもその薬の適量はどのくらいかということまでも、患者に服用させる以前に決めることができるようになりました。原因不明の難病に、どの抗生物質や薬剤が効くのかを調べたり、薬剤相互作用を調べたりすることができるので、患者様に的確なアドバイスができます。ひまわり歯科医院では、かみ合わせの悪い部位の診断・治療を行い、お口の中に入れる薬・材料・金属などをO―リングテストにより、選ばせていただいております。
実際に体験してみたい方は、遠慮なく受付かスタッフにお声掛けください。
ちなみに、金合金は18種類から選べます。
保険で使用する金属も、当医院では体に有害な、水銀・パラジウムを一切含まない金属を使用していますが、欠点として、変色があり、すぐに黒くなること、そして、味が悪く、特にイソジンなどを口に含んだ場合に、「ビリッ」とすることがありますので、ご了承ください。
navigate_nextできだけ削らない抜かないという治療
■できだけ削らない抜かないという治療
以前、歯科治療では、虫歯を大きく削って詰め物をする、神経ごと根こそぎ取り除く、といった治療が行われていました。
しかし、歯を大きく削ることで歯自体の寿命を縮める、歯の神経を失ったことで、硬いものを噛まないようにする反射機能が働かずに他の歯を損傷させる、根元で炎症を起こした細菌が血流に乗って全身に悪影響を及ぼすといった報告がされるようになりました。
そこで現在は、ミニマル・インターベンションという考え方が浸透し始めています。
これは歯をなるべく削らない、抜かないという治療コンセプトです。
当クリニックも診療理念に掲げ、実践しています。
その一例として、虫歯・歯周病には、「ストリーク」という高性能レーザーを使用し、麻酔なしで、患者さんの負担を最低限に抑えた治療を積極的に導入しています。
■ミニマル・インターベンションによる治療
■ドックベストセメントの治療
ドックベストセメントについてドックベストセメントについて
歯を出来るだけ削らない、画期的な無痛治療方法がドックベストセメントです。
虫歯の病巣を殺菌する作用があるため、虫歯を必要以上に削ることなく、ドックベストセメントを詰めるだけで処置が完了します。神経が炎症を起こしている虫歯でも同様です。このことによって、神経を抜かずに虫歯治療が行えるようになりました。
■ドックベストセメントのメリット
抗菌力が持続する
抗菌剤を使用しなくても、セメント自体に永続的な薬効がプラスされており、固まったその場で殺菌を続けます。患部の奥まで浸透しての殺菌を期待できます。
天然ミネラルを使用
抗生剤を含まないため、アレルギー反応のリスクが低減されています。発がん物質も使用していないため、安全性が高い治療が行えます。navigate_next食養医療革命
■食養医療革命
●歯ぐきを切ってください
そのお嬢さんが来院した時の第一声でした。今から十年程前のことです。中学一年生だったYさんは、当院に来る前に二回程歯肉炎の手術を受けたことがあり、また歯肉が腫れて痛いので、手術をしてもらおうと来院したのでした。
まだ幼い顔の彼女を見てびっくり。「何でこんな子が手術をしなければいけないのか!?」と思いましたが、口の中を見てからまたびっくりしました。歯肉はまるでイクラのように腫れあがり、何もしないのに血や膿が滲み出ていて、痛くて歯ブラシも当てられない状態です。
●ブラッシング開始
さて、私はもともと手術をするのが嫌いです。
なるべく切らずに、歯も抜かずに治したい主義ですから、まずは彼女の手術の申し出を断ってブラッシングの指導から始めました。それも歯みがき粉をつけて力まかせに磨くような方法ではなく、特別な、絵筆の様なやわらかいブラシを使って、歯磨剤なしで、一日に1~2時間、丁寧に磨くという方法を始めてもらいました。
これは『噛み方健康法』にも執筆されている片山恒夫先生のセミナーで教えて頂いた方法ですが、私の『抜かずに治す、手術せずに治す、食事で治す』という考えもこの先生から学びました。
Yさんにしてみれば、「手術の苦しみを味わうことなく済めばどんなことでもする!」という感じで、それはそれは真面目にブラッシングをしてくれました。
ちなみに歯肉炎の歯肉切除手術とは歯肉に何十ケ所も麻酔の注射を打ち、腫れた歯肉をメスで切り取るものです。大の大人でも術後は涙が出るほど辛いものです。
●ブラッシングの限界
さて、6ヶ月、8ヶ月とブラッシングを続けるうちに、初診の時に比べたらびっくりするほど治ってきました。しかし、ある一定の歯肉状態から変化が現れなくなりました。私が驚くほどブラッシングをがんばっているにもかかわらず、ばったりと治癒が止まった感じです。
●食事療法開始
そこで、「やはり食事しかないな」と思いました。
まず、本人に毎日の献立を一週間書いてきてもらいました。その結果、Yさんの母親は素晴らしい人で、一生懸命手づくりの料理を出し、しかも毎日が晴れの日のような御馳走が続いていました。お刺し身、お寿司、etc.....
これらを、よく見ると二つの結論が出ました。
*1、生の野菜、あるいはよく噛むような野菜料理が極端に少ないこと
*2、麺類が好きで、二日に一回位は献立に登場すること
これは陰陽表で見れば陰性の食品が多いということです。しかし食養についてすべてを説明することも難しく、まずは、お母さんをお呼びして「噛む」献立について説明し、幾つかのメニューを書いてお渡ししました。片山先生からは、「歯槽膿漏の進んだ患者さんは、玄米ご飯のおかゆを百回噛ませなきゃいかん!」と教わりましたが、Yさんの歯はそこまでひどくなく、噛むことはできたので、とにかく噛める献立に集中してみました。(もちろん給食は別として)
●歯肉の変化
すると、どうでしょう!?歯肉はひきしまり、「どこのだれが歯肉炎だったの?」というまで治ってきたのです。もちろん、その間もブラッシングは一日一時間はやっていましたが、
●歯科の病気と食べ物
歯科の病気を考える時、虫歯においても、歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏など)においても、その原因の最たるものは、食べ物の影響と考えられます。
もちろん他の原因もたくさんありますが、食事指導をすることにより好転する可能性が高いようです。
私の周りには、食との関係を重視する先生方が、たくさんいらっしゃって、大塚誠之輔先生が作られた、症状に応じての食事指導書などは、私も活用させて頂いております。
●食生活の乱れから生じる虫歯や歯周病
最近、食生活の乱れにより生じる重症な虫歯や歯周病が非常に増えています。甘味飲料の摂りすぎにより(一日5~6本、多い人は10本以上)、まだ二十歳代のうちに1~2年で急激に虫歯となりボロボロになった症例や軟食傾向により乱ぐい歯と虫歯になった十三歳の症例など、目も当てられない程です。
●患者さんの自然治癒能力を引き出す
これからの私の目標は、患者さんの口の中を診せて頂いた時、その人の食事の傾向を見分け、「何が原因になっているか、何か全身的な問題がないか」を見抜けるようになることです。そして食事だけでなく、その人のバックにある人生の歴史をドキュメンテーションして、より詳しい病因を探り、治癒への方向づけができたらと考えております。 私たちのできる治癒なんて、所詮は、対症療法でしかありません。重要なのは、いかにその人の自然治癒能力を引き出してあげられるかという事ではないでしょうか。私たちはそのお手伝いをさせて頂いているだけなのです。